こんにちは。
雨かと思いきや、いいお天気になりましたね。
今月から、毎週月曜朝のミーティングとは別に月に一度、夕方1時間程じっくりミーティングを行うことになり、昨日はその初回でした。
業務のこと、経過が長い利用者さんのことなど話しましたが、最近お看取りをした方たちの振り返りのカンファレンスもしました。
こうしてみんなで振り返ることで、看護がどうだったのか、次に生かすためにどうしたらいいのかを考えたり、また、それぞれが感じたことを出し合える、関わった看護師のグリーフケアにもなる貴重な場です。
スタッフのグリーフケアもとっても大切です。
先日はそんなグリーフケアの学び、第9回みんなの勉強会を開催しました。
龍国寺の甘蔗健仁さんに「はじめてのグリーフケア」というテーマでお話しいただきました。
大切な人や物を失う時の感情をグリーフといい、それは「指紋」と同じで一人一人違うことを知りました。
また「予期悲嘆」は、余命を告げられたり、重い病気を患ったり、その時からグリーフは始まっていると。
見守る家族は「予期悲嘆」を表現する事の方が難しいかもしれないと、今後の看護に生かしていきたいと思いました。
それから「聴く」ことの力、その姿勢がいかに大切であるか…ついついアドバイスしたくなりますが、大切なのはそうではないことを学びました。
アンケートには
「グリーフは人それぞれ、いい声掛けよりも“聞く”ことなんだと学んだ」
「悲しみは時間が解決するとは限らず、ゆらぎを繰り返すとも知った」
等の感想が寄せられ、皆さんそれぞれの心に染み込んだようでした。
健仁さん、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
第2弾をぜひお願いしたいねとスタッフで話していますので、お楽しみに(*^^*)
次回のみんなの勉強会は、唐津にある、あおぞら胃腸科の笠原医師による「折れない心を育てるいのちの授業」です。
講師:笠原 健太郎さん(あおぞら胃腸科 院長)
対象:小学生~大人の方
参加費:無料
「いのちの授業」の産みの親は、神奈川県めぐみ在宅クリニック院長の小澤竹俊先生。
小澤先生は、「自分がホスピスで学んだことを伝えたい」との思いから、2000年より学校を中心に「いのちの授業」を展開。
苦しみは決して負の要素だけではなく、苦しむ前には気づかなかった大切な自分の「支え」を知ることで、自らの困難と向き合い、自分を大切に思えたり、人に優しくなったりすることができることを学び、子どもたちに伝えています。
笠原医師もまた、「いのちの授業」認定講師として、診療の合間に唐津の小学校などでこのテーマを伝えています。
ぜひご参加ください。
日時:8月19日㈯ 14時~17時
場所:糸島市立深江コミュニティセンター(糸島市二丈深江1360)
申込:080-3693-3629 FAX:092-332-8665
mairenurse0501@gmail.com
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